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★現在地★ HOMEデータデビュー曲「大阪の女」をとは?
▽大阪の女



演歌の道を進んだらどうなっていた?


デビュー曲は意外に知られていない演歌でした。





島谷ひとみ

現在は、紅白3年連続出場と、今ではJ-POP界でもメジャーな存在の彼女。
カバー曲「亜麻色の髪の乙女」の大ヒットで、40代にも高い支持を受けている彼女。
デビュー5周年の彼女を、今回振り返ってみようとおもいます。


デビュー曲「大阪の女」


私自身、つい数ヶ月前に知ったのですが、彼女はなんと演歌でデビューしてました。


演歌
「演説歌」といわれており、現在は「演歌」という。
政治色が薄くなり、演説歌から時代の流れで今に至る。
小節(こぶし)をきかせ、義理人情や恋愛を歌う。



axaxから期待の新生として、演歌デビューをした彼女。
第一回「ザ・ジャパン・オーディション」で約20万人の中からオーディションで選出される。


その厳しい道のりの中、彼女の原点でもある「演歌」



「大阪の女」

作詞「島田伸介」
作曲「高原 兄(けい)」


詞は意外にも現代風の詞になってます。
プリクラ、ラップなどの単語がでてきます。
詞を掲載はできませんが、大阪の情景が描かれており、まるで島谷さん自身の心境をイメージして描かれた感じがします。
これから演歌で旅立つ彼女に当てはめた感じを連想してしまいました。

今回舞台に設定されている「大阪」

私自身、ここ数年で何度も大阪に足を運んでます。
そこで率直に思うのは、本当に「人情」の厚い街だなっておもいました。
道に迷っても気軽に丁寧に道を教えてくれたり、買い物しても温かい感じがします。
大阪ならではの、活気ある言葉つかいなどもあわさってそう感じます。

演歌で欠かせない「人情」ある街を舞台にしているところが、詞にすばらしくあっていると感じました。

まだ、荒削りの部分もありますが、当時から島谷さんの歌声はいい意味で恐ろしいものを感じます。
声量もかなりあり、演歌で大切な「こぶし」も利いてます。
うつくしいバイオリンなどのメロディーにのって、歌声が響き渡ります。


このまま演歌でずっと進んでいたら、どうなっていたでしょうか?

今のJ-POPとは違う演歌の道。
当時彼女は「大阪の女は、歌えば歌うほど難しくなります。」と話している。
彼女自身、演歌の世界にはじめて足を踏み入れた瞬間、いろいろな想いが駆け巡っていたとおもいます。

演歌の道をずっと進むことになっていたら、J-POP界で認知されることはなかったであろう。。。
しかし、彼女の歌声は現在しっかりと認められ、演歌=紅白歌合戦ともいえる、あの歌番組にも3年連続出場している。
そんな彼女が、演歌だけで進んでいても、もしかしたら今の現代の若者の心をつかんだかもしれない。

氷川きよしさんのような、演歌界の新しい旋風を巻き起こすような、女性になったかもしれない。
もしくは、そうならなかったかもしれない。



島谷さんの国歌斉唱の実績などをおもえば、やはりその歌唱力を認められているからこそ、起用されたとおもう。
世の中、話題性も大切だか、彼女がデビューから5年間支持しつづけられてきた。
そんないまの地位を手にできたのも、その歌唱力があったからこそだとおもう。
心に響く歌声と、いつも謙虚な彼女をみていると、本当に心をうたれます。

着物姿も素敵で、とても着物が似合う彼女。
自然と演歌でのTV出演や、ライブ披露も期待してしまう。
ファンとしては、聞いたことない「演歌」島谷ひとみはどんな風かと気になります。

「大阪の女」

彼女の原点がつまった曲です。

演歌でしか語れない詞もあります。
デビュー曲以来、彼女はほとんどの歌を自分で作詞しています。
今だから書ける「演歌の詞」を見てみたいです。

彼女の演歌で進んだらどうなっていたか?

それは、彼女がもしまた演歌の曲をだしたらハッキリ見えてくる気がします。



「風の街」

作詞・作曲「南郷 孝」

こちらのB 面になる曲は、「大阪の女」とはまったく違った曲調です。
小節(こぶし)はすこし押さえ気味で、歌い上げてます。

詞は、あの日の思い出を振り返る主人公の恋の歌。
大切な人とすごした街なみを思い出しながら、しっとりと歌います。
高音に伸びやかに歌う際の、声の微妙な変化などに、「うまさ」を感じます。
バックミュージックはピアノやタンバリン、アコーディオンなどの音が美しいです。

この曲は小節(こぶし)が前にあまり出てこないので、「演歌」色はつよくないです。
なので、今聞いても「新曲」として違和感なく聞けちゃいます♪
・・・ある意味いまの島谷さんは「演歌であって演歌でない」のかもしれませんね?


最後になりましたが、やはり演歌の彼女をいま見てみたいです。
いまは昔ほど演歌の歌番組が多くないですが、演歌ならではの良さを知りました。
私自身紅白でしか演歌を聞かないですが、演歌もきいててすばらしいと思いました。

島谷ひとみさんの、これからのスタイルはどうなるかわかりません。
演歌の道で進んでいたら、島谷さんを知ることができず、出会えなかったかもしれません。
しかし、「大阪の女」という彼女の大切な原点である曲を聴いて、島谷さんのあたらしい発見と良さを知ることが出来ました。

今回この記事を書いてて、新たな島谷さんの魅力を伝えることが出来たらいいなとおもいます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


2005.1.10





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